理想のキャストスタイルを目指して!
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Publicado 2022-07-07
次に、できるだけ腕を伸ばしたまま大きく肩関節を屈曲する(前に振り下ろす
なぜ肘を伸ばすかというと最大筋力を出すにはどれだけ抵抗を与えられるかであり、ここでのメインの関節は肩関節の屈曲。肘を曲げるとモーメントアームが短くなり、肩関節に抵抗をかけにくくなるため肘で力が分散してしまうため遠位に支点を置く。
肘を伸ばした状態でペットボトルを肩だけで持ち上げるのと、肘を曲げた状態で持つのでは明らかに曲げた方が楽ということと同じであり、楽というのは筋肉がそこまで収縮に参加していないこととなる。
また、その時持続的にぐうんっと投げるのではなく瞬間的に力を加えるのも大切。
長く力を加えると、筋肉が反応する閾値が低くなることが多いいため閾値の低い筋肉しか収縮しない(遅いと長距離走のような筋活動になる
なので、瞬時的に振り下ろし極度な抵抗を与え高い閾値を求める。
竿を止める位置は100度あたり。
向かい風が強かったらもう少し下げ、追い風なら上げるといいだろう
この時に意識するのは、振り下ろす時に左手を大胸筋あたりに引き寄せる意識で右手の振り下ろしを援助してあげるような意識である。
振り下ろしたら常に引き寄せる感覚でいいだろう。それで振り下ろす時に、前の足に乗り込んだあと、左手を胸に引き寄せると同時に大臀筋を引き締め、下半身がバラバラだと力が抜けるので体幹を安定させる。
これは穂先がブレないようにする動きであるため、抵抗が減り飛距離が伸びやすい。
最後に重要なのは下半身の使い方
野球選手ならわかるかもしれないが、まず体は開く。開いて、投げる前に少し後方の足に体重を乗せ、振り下ろし始めるくらいに体を回旋させ、前の足に体重をかけていき後ろに腕が残るようにして筋肉を伸展位にさせる。
すると静止長で、緊張力が高まり高まった状態で振り下ろすとさらに力強い力が出せる。
勢い=速さ×質量なので、筋力がとても重要なのは前提条件となる
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